F# for Fun and Profit eBook 日本語訳
This is a Japanese translation of "F# for Fun and Profit eBook". The github repository for the Japanese version is here.
この電子書籍は、fsharpforfunandprofit.com サイトのコンテンツをまとめたものです。 Kindle やスマホを使ってオフラインで読みたいという要望に応えて制作されました。 最後の一押しをしてくれた Roman Provaznik 氏に感謝します。
このサイト (および本書) は、F# を紹介し、F# が主流の商用ビジネスソフトウェアの日常的な開発にどのように役立つのかを示すことを目的としています。 その過程で、関数型プログラミングの楽しさを知ってもらえればと思っています。 本当に楽しいですよ!
ブログ記事の中には、もともと書籍向けに書かれていないものもありますが、初心者向けのものが最初に来るように、より高度なものになるほど後ろに来るように構成しました。
F#について
F# に全く馴染みがない方のために説明すると、F# は汎用的な関数型/ハイブリッドプログラミング言語であり、ほとんどあらゆる種類のソフトウェア課題に取り組むのに適しています。
F# は無料かつオープンソースで、Linux、Mac、Windows などで動作します。 F# をダウンロードしてインストールする方法や詳細については、F# Foundation サイト (fsharp.org) を参照してください。
スタートガイド
まず、記事をランダムに読む前に、「F# を使う理由とは?」 ページと、「F# を使う理由」 シリーズ 全体を読むことをお勧めします。 その後は、「サイトの内容」 ページで、関数や型などについてのさらなる学習のためのリソースが紹介されています。
F# を学ぶ ためのアドバイスのページもありますし、コードのコンパイルに問題がある場合は、F# のトラブルシューティング ページが役に立つかもしれません。
読者はプログラミングの基本的な知識を持っており、C#、Java、または類似の C 系言語に慣れていることを前提としています。 Mono/.NET ライブラリの経験があるとさらに理解が深まるでしょう。
一方、数学やコンピュータサイエンスのバックグラウンドがなくても大丈夫なように配慮しています。 数学記号は使わず、「関手」「圏論」「アナモルフィズム」などの難解な概念も登場しません。 Haskell や ML にすでに慣れ親しんでいる方にとっては、おそらく本書は適していないでしょう。
また、高度に技術的・数学的なアプリケーションについても取り上げるつもりはありません。 F# はこれらの分野に最適なツールですが、ビジネスソフトウェアとは異なるアプローチが必要です。